二日酔いで会社を休むのは非常識?休む理由やクビになるリスクは?

目が覚めたら頭がガンガンする・ムカムカとした吐き気がある・熱っぽいなど二日酔いになってしまった経験がある人は多いですよね。

起き上がりたくない、このまま二度寝してしまいたいと思う二日酔いですが仕事があるとそういう訳にはいきません。でも二日酔いになって仕事を欠席するのは非常識なことなのでしょうか?

二日酔いの時にどう対処したのか社会人のみなさんに聞いてみました。

二日酔いで会社を休んだことがありますか?

社会人のみなさんに「二日酔いで会社を休んだことがありますか?」と質問すると意外な結果になりました。

「二日酔いで会社を休んだことがありますか?」
調査対象【20代~50代の男女】

二日酔いで休んだことがある人:22.4%
5人に1人が二日酔いで休んだ経験あり

二日酔いの症状にもよると思いますが、ひどいのに無理して出勤しても仕事の効率は悪くなるだけですよね。
会社に出てだるそうにしてまわりの雰囲気を悪くするのも申し訳ないからと思っている人もいました。

多かった二日酔いの症状
1位 頭痛
2位 ムカムカ・胃もたれ
3位 吐き気

実際に休まずに出勤はしたものの会社で吐いてしまったり、頭痛がひどくて仕事にならなかった人もいました。

接客業の人や取引先と会うなどの予定が入っている人も、二日酔いでお酒のニオイをさせて行くのも抵抗があると答えています。
仕事の前の日にそこまで飲む方がいけないのですが、上司に進められたり大事な取引先との飲み会なら仕方ないですよね。

色々な理由から二日酔いで仕事を休んだ経験がある人は多いことが分かりました。

何と言う?二日酔いの時の欠席の理由について

辛い二日酔いで今日は仕事を休みたいと思った時、次に考えないといけないのは欠席の理由です。
ストレートに二日酔いになってしまってと言う人もいるかもしれませんが、上司によっては自己管理が甘いと思われてしまうかもしれません。

でも実際に二日酔いになっていて症状がひどい時は欠席してゆっくり体を休ませるのが1番です。

仕事中に何回も吐いたり、頭痛や発熱で進まなかったりすると逆に迷惑をかけてしまうことにもなりかねません

最も多い欠席の理由【体調不良】です。

二日酔いとは言わずに体調が悪いということだけを伝えます。
何度も体調不良を理由に欠席するのは信用問題にも関わってくるためよくないので気を付けましょう。

もうひとつは【私用】のため欠席するという理由です。

基本的に私用で欠席とは正当な理由ですが、日本では使いにくい傾向があります。
詳しい理由を聞かれるケースもあるので、考えて答えられるようにしておきましょう。

中には不幸がありお通夜やお葬式を理由に二日酔いを隠して休む強者もいるようです。

大きな会社だったり、自分の仕事上の立場が上の方だったりすると会社がお悔やみのお花を出すこともあるので葬儀場などを聞かれることがあります。

さらに亡くなって即お通夜やお葬式があるわけではないので、ちょっとしたことからずる休みがバレるリスクがあります。

不幸を二日酔いで休む時の理由に使うときは、かなり注意が必要になりますよ。

さらに近い家族の不幸を理由にしてしまうとこれから先も働いていくうえで、嘘をつき続けなければいけないことにもなります。

おじいちゃんの不幸があったと伝えたのに、おじいちゃんのお祝いをしたなんて話をしたら亡くなったのでは?となってしまいます。

長い間ずっと辻褄合わせをずっとしていくのも大変です。だから、あまり後に引きずらない休みの理由を使った方が安心です。

1番いいのは事前に休みにしておくこと!

次の日が仕事で飲み会がある時は事前に次の日を休みにしておくのが1番いい方法です。
実際に二日酔いになりやすい人やお酒に弱い人で事前に休みを取っておくように対策をしている人はいました。
ただ飲み会の次の日だからとは言いだしにくかったそうです。

・子供の学校行事を使った
・法事があると言った
・遠くに住んでいる親戚がくると言った
・結婚式に参列すると言った
・市の検診があると言った
・車の故障で動けなくなった
・水漏れで自分しかいないので出勤できない

などバレないような理由を使った人が多かったです。
法事は基本は土日じゃないの?と思った人もいるようですが、最近では平日に行うことも増えていて全然おかしくもありません。

出席者がリタイアをした年齢の人が多く平日でも参加しやすい、僧侶の予約が取りやすいなどの理由から平日に行う人が増えているんですよ。

子供の学校行事や市の検診は半休で済むことも多いので、突っ込まれる可能性はあります。答えられるようにしておきましょう。

二日酔いで体調が悪い時に仕事に言っても集中できなかったり、ミスをしたりと仕事がスムーズにいかないことも多いと思います。

お酒のニオイをまわりに漂わせて不快な気分にさせる可能性もあります。

できるなら事前に休みを入れておき、無理そうなら二日酔いになるまでの量を飲まないように心がけることが1番いい方法ですね!

欠席の連絡を職場にする時にしてはいけないこと

ひどい二日酔いでどうしても仕事に行けそうにない時は、無断欠勤は絶対にしてはいけません

欠席の連絡をする時もきちんと伝えることがポイントになります。

① メールやLINEを使って伝える

会社に欠勤連絡専用のメールアドレスやLINEがある場合を除き、欠席の連絡をメール・LINEでするのはおすすめできません>。
欠席をすることで仕事が遅れたり、仕事をカバーしてもらう必要があるので直接電話をして相手と話すのが1番です。
電話をする時は申し訳ないと思っているという態度がしっかり伝わる話し方を心がけましょう。

② 上司以外の人に伝える

総務部や電話に出た事務員に伝えるよりも、自分の上司に直接欠席の連絡をするのが一般的です。直接言ってこないということは何か休む理由にやましいことがあるのではないか?と思われてしまうためです。
これは二日酔いで休む時だけではなく、風邪や急用で休む時も同じですよね!

③ 休む理由を話しすぎる

欠席の連絡をした時にすでに病名が確定していたら病院を受診する前なのになぜ?となりますよね。ケガなどは傷あとがないと嘘がばれるし、感染症などを使うと1日休んだくらいですぐに出勤することができなくなります。

二日酔いの状態で頭を働かせるのは大変かもしれませんが、しっかり辻褄が合うように話をしなければいけません
そして二日酔いから覚めて翌日出勤した時は、休んだことをお詫びして仕事をカバーしてもらったお礼もしっかり伝えます。

発熱や腹痛を理由に休んだときは、次の日のランチも軽いものにするなどそれなりの行動をとらなければいけません。

二日酔いなのに嘘をついて休んだとバレてしまうと信用を失うことになるので、よく考えてから休みを取り行動するようにしましょう。

二日酔いでも出勤した人の症状を軽くする対策

どうしても抜けられない仕事があり、二日酔い状態でも仕事にいくしかなかった人達がやっている対処法です。

・水分をたくさんとって脱水状態にならないようにする
・ビタミン類をとってアルコールの分解を助けてもらう
・頭痛がひどい時はコーヒーを飲んで痛みを抑える
・タンニンを含む緑茶で胃のムカムカを抑える

胃痛やムカムカと頭痛が一緒にある時は、カフェインを含むコーヒーでは症状が悪化することがあるので避けた方がいいでしょう。

水分補給にはスポーツドリンクや経口補水液がおすすめですが、なければ水でも全然問題ありません。

他にもシャワーを浴びる方法もあります。温度が高いと血流がよくなり二日酔いの症状が悪化するリスクがあるのでぬるめのお湯で短時間で済ませましょう。歯磨きをしたり洗口液でうがいをすると楽になったという人もいました。

二日酔い用の薬を飲むのもひとつの方法ですが、常備していなかった時は頭痛薬や胃薬などを服用することができます。

サプリやウコンドリンクなどを飲んでみるのもひとつの方法ですね。

お酒臭いと感じる時は、


・シャワー
・ブレスケアなどの口臭ケアアイテム
・マスク

の3点セットが効果的で、お酒のニオイを和らげてくれます。

このようにどうしてもはずせない仕事があるときは必死に二日酔いを我慢して仕事へ行くケースもあると思いますが、無理は禁物です。

休める環境にあるときはしっかり1日休ませてもらい、翌日その分頑張る方が効率はいいはずです。

SNSをチェック!二日酔いの時みんはどうしている?

実際に二日酔いになってしまった人が無理してでも仕事に行っているのか、ずる休みをするのかチェックしてみました。

仕事に行く派・仕事を休む派と意見が分かれました。

二日酔いだという理由で欠席をしても承諾が取れる職場もあるみたいですね!

社会人として二日酔いは自己責任なので、仕事をさぼるべきではないという意見が多くツイートされていました。

クビになる?二日酔いでの仕事の失敗談

2018年11月に全日空の機長が二日酔いで飛行機に乗ることができなかったことで「輸旨退職処分」となっています。
ただこのケースは社内のルール違反をしたことが原因で退職に追い込まれたのです。
全日空では【搭乗12時間前以降の飲酒は禁止】されているのに、機長はルールを破り飲酒をして二日酔いになっていました。

2013年には札幌コンサドーレに所属していたサッカー選手が、練習直前の朝方までお酒を飲み二日酔いの状態で練習に参加していたことでクビになっています。

では会社員やバイトが二日酔いで仕事をした時、クビになることはあるのでしょうか?

日本の現在の制度からすれば一発でクビを言い渡される可能性は低く、注意や指導をされるくらいです。

ただ、二日酔いで出勤をして酒気帯び勤務を繰り返し会社の注意を無視した状態であればクビになる可能性が出てきます。

それも一気にクビ!と言い渡されるのではなく、二日酔いによる遅刻・欠席・酒気帯び勤務が続くたびに段階的に対処されます。

①  注意・指導
②  警告
③  減給
④  出勤停止

会社によっては契約書に解雇できる条件が記載されていることもあるので、クビになったら困る!という人は二日酔いには気を付けた方がいいでしょう。

大手企業になると懲罰委員会を立ち上げたりするところもあり、他にも諭旨解雇・依願退職などの選択を迫られることもあります。

1回の二日酔いでの失敗はクビにつながるリスクはほぼないですが、繰り返すと社会的信用はなくなっていくので注意してください。

二日酔いで仕事に行くとき・休む時のまとめ

どうしても二日酔いの症状がひどくて仕事に行けない時は仕事を欠席しますが、常識からはずれないように対応することがポイントです。

少し休めば動けそうな軽めの二日酔いの時は、午後からなど遅刻して出勤するのもひとつの方法です。
ただその時は他の人に迷惑にならなうように、お酒のニオイに気を付けたりできる対策はして出勤するようにしましょう。
仕事ではなるべく移動を減らし、下を見続ける作業を避けると効果的です。

1番は次の日が仕事の時は二日酔いになるまで飲まないこと!

社会人として翌日に影響のない飲み方をしなければいけません。上司や取引先の目上の人から無理に勧められた時はしっかり水分をとり早く寝て体を休めます。

二日酔いで無理をすることがないようにお酒と上手に付き合うことが大切です。




初代ヘベレケア姉さん
黒咲サリーさん

ガンガン。ムカムカ。ぐったりと・・・辛い二日酔い!飲んだ翌朝にはヘベレケアがありんす。




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