二日酔いの時はいつから運転はできる?アルコールがぬけるまでの時間は?

飲酒運転によるひどい事故がたくさん報じられてきましたが、現在でもなかなか飲酒運転ゼロには至っていません。

被害者になった時は保険がおりるのですが、飲酒運転をした加害者になると保険がおりないのに0にならないのが不思議ですよね。

日本では2007年に飲酒運転や助長の厳罰化、2009年に処分強化が行われたにもかかわらず摘発件数はわずかに減った程度です。

お酒を飲んだら運転しないのは当然ですが、二日酔いの時もハンドルを握らない方がいいのは明確です!

飲酒絡みの事故は午前5時~午前9時に最も多く、二日酔いでお酒が残っている状態で運転をしている人が起こしているのです。

ほぼ全員といえるくらいの人が睡眠をとったからアルコールがぬけていると思ったといい訳をしているそうですよ。

二日酔いの状態で運転をすることのリスクや、どのくらい時間がたてば運転ができるのかもしっかり頭に入れておきましょう!

酒酔い運転・酒気帯び運転の定義とは?

そもそもどんな状態で運転するのが酒酔い運転・酒気帯び運転なのでしょうか。

【酒酔い運転(車両などの運転が正常にできない状態)】

点数:35点
・免許取り消し 欠格期間3年(免許を取得できない期間)
・5年以下の懲役または100万円以下の罰金
・車を貸した人も5年以下の懲役または100万円以下の罰金
・同乗者や酒の提供者は3年以下の懲役または50万円以下の罰金

【酒気帯び運転】

点数
アルコール濃度0.15~0.24ml:13点で90日の免停
アルコール濃度0.25ml以上:25点で免許取り消し 欠格期間2年

・3年以下の懲役または50万円以下の罰金
・車を貸した人も3年以下の懲役または50万円以下の罰金
・同乗者や酒の提供者は2年以下の懲役または30万円以下の罰金

【注意で終わる酒気帯び運転】

アルコール濃度が0.15mlよりも少なかった場合は、酒気帯び運転にはなるのですが罰金や減点のペナルティはありません。

ただ話し方や動きなどを見て酔っぱらっている状態であると判断された時は、0.15ml以下であっても酒酔い運転になることもあります。

平成30年の飲酒運転による交通事故は全国で合計3,355件起こっています。
その中で死亡事故になった事故は198件。

飲酒をしていない通常の事故と比べると、飲酒運転による死亡事故率は約8.3倍にもはねあがっています。

飲酒運転の死亡事故の多くは22時~6時に起こっていて、お酒を飲んだ帰りに酔ったまま運転した人が起こした事故がほとんどだということが分かります。

単独事故が多いのが特徴のようですが、全体の3割で第三者を死亡させてしまう事故も起きているのが現実です。

飲酒運転をした人の言い分では、

・車できていたのに飲んでしまったから
・そこまで飲んでないし大丈夫だと思った
・二日酔いでも時間がたっているから大丈夫だと思った

などが多くお酒を甘く見ていることが分かります。

お酒を何時まで飲んでいたか、どのくらいの量を飲んだかによって翌朝にまでアルコールが体内に残っているかは変わってくるので注意が必要です!

基本的にアルコールが体内から抜けきってしまうまでには、半日以上は時間がかかると思っておいてください。

アルコールがぬけるまでの時間の一覧表

体内からアルコールがぬけるまでの時間は3段階の計算で求めることができます。

① 1時間に代謝するアルコール量
【体重×0.1】

② 飲んだ純アルコール量
【アルコール度数÷100×0.8】

③ 飲酒量から抜ける時間を計算
【②の純アルコール量÷①の代謝量】

例えば体重50kgの人がビール350mlを1本飲んだ場合は、

① 50×0.1=5
② 5÷100×0.8=14
③ 14÷5=2.8

という計算になり時間に換算すると約2時間50分かかることになります。

たくさん飲んでしまった次の日は二日酔いの状態でまだアルコールが体内に残っているリスクが高いことが分かりますね。

体重や飲んだお酒の種類ごとに一覧表にしてみました。

◇ビール・酎ハイ(5%)350ml

体重 350ml 700ml 1,050ml
50kg 2時間47分 5時間35分 8時間24分
55kg 2時間34分 5時間5分 7時間40分
60kg 2時間20分 4時間40分 7時間
65kg 2時間10分 4時間20分 6時間27分
70kg 2時間 4時間 6時間

◇ハイボール(10%)350ml

体重 350ml 700ml 1,050ml
50kg 5時間37分 11時間13分 16時間48分
55kg 5時間5分 10時間11分 15時間18分
60kg 4時間40分 9時間20分 14時間
65kg 4時間20分 8時間38分 12時間56分
70kg 4時間 8時間 12時間

◇ウイスキー(40%)60ml

体重 60ml 120ml 180ml
50kg 3時間50分 7時間40分 11時間32分
55kg 3時間30分 6時間58分 10時間30分
60kg 3時間11分 6時間25分 9時間35分
65kg 2時間58分 5時間55分 8時間53分
70kg 2時間45分 5時間30分 8時間15分

◇焼酎(25%)180ml

体重 180ml 360ml 540ml
50kg 7時間11分 14時間25分 21時間36分
55kg 6時間34分 13時間5分 19時間40分
60kg 6時間 12時間 18時間49分
65kg 2時間57分 5時間56分 8時間52分
70kg 5時間10分 10時間18分 15時間27分

◇ワイン(12%)120ml

体重 120ml 240ml 360ml
50kg 2時間20分 4時間38分 6時間55分
55kg 2時間5分 4時間11分 6時間19分
60kg 1時間55分 3時間50分 5時間46分
65kg 1時間48分 3時間34分 5時間20分
70kg 1時間40分 3時間18分 4時間58分

あくまでも目安なので、この通りアルコールがぬけるとは限りません。
体質によっては早く代謝してしまう人もいます。

体重を参考にしているのは血中のアルコール濃度から判断するためです。

人間の血液の量は体重の約8%なので体重によってアルコール濃度の割合がちがうということになります。

二日酔いの朝の運転はしない方がいい?

一覧表を見ても分かるようにアルコールがぬけるまでの時間は、長いお酒で20時間以上かかるものもあります。

・6時間寝たしもうお酒はぬけている
・12時に飲むのをやめたからぬけている
・二日酔いなら飲酒にはならない

と甘く考えていると人生を捨てることになるかもしれませんよ!

特に元モーニング娘。の吉澤ひとみさんが飲酒運転でひき逃げをしてしまった事件は皆さんの記憶にも残っていると思います。

二日酔いどころではなく呼気から0.58mgのアルコールが検出され、懲役2年・執行猶予5年の有罪判決を受けています。

時間がある程度たっていてもアルコールが残っていることがあるんです。

特に安いのにしっかり酔えると大人気のストロング系酎ハイは、アルコール度数が9%~と高いのでその分抜けるのにも時間がかかります。

飲んだ後や二日酔いの状態での運転は危険がたくさんあります。

視野が狭くなっていて動体視力も下がっている
判断力が低下している
平衡感覚が乱れてまっすぐ進めない
ブレーキやハンドル操作などが遅れる

実際に飲んだ翌朝に時間がたっているからもう大丈夫だと思い、軽い二日酔いの状態やぬけきってない状態で運転をして、事故を起こしている人もいるのです。

計算をすればアルコールがぬけるまでのだいたいの目安時間を求めることはできますが、日本アルコール関連問題学会などが発表しているデータによると、

飲んだ純アルコール÷4=運転をするまでにあける時間

例えばビール1缶350mlだと純アルコールは14なので【14÷4=3.5】となります。

ビール1缶で済んでいれば二日酔いにもなっていないはずです。翌朝にアルコールが残っている可能性はかなり低いので、運転は問題ない範囲ですね。

でも日本酒を2合飲んで二日酔いになっている朝はどうでしょうか?

日本酒の純アルコールは1合で20gなので2合なら40gということになります。

【40÷4=10】で10時間は開けなければ運転ができません。

たくさん飲んだな・飲みすぎたなという時は、二日酔いの症状がまったくなくても午前中の運転はやめておいた方が安全です。

頭痛や吐き気などの二日酔いの症状が午後にも続いている時は、その日の運転は控えておくことをおすすめします。

アルコールの分解能力には個人差がある!

酔いやすい・酔いにくい人がいるように、二日酔いになりやすい・二日酔いになりにくい人もいますよね。

そしてアルコールの分解能力も高い人・低い人がいます。

日本人には

お酒に強い「ALDH2活性型」
そこそこ飲める「ALDH低活性型」
お酒に弱い「ALDH不活性型」

の3種類の遺伝子があります。そしてこの遺伝子は親から子へ遺伝する可能性が高いと言われています。

お酒に強い活性型のALDH2を持っている人は酔いにくく・二日酔いになりにくく・アルコールがぬけるのが早いです。

反対に不活性型のALDH2を持っている人は酔いやすく・二日酔いになりやすく・アルコールがぬけるのが遅いです。

数人で同じお酒を同じ量飲んだとしても持っている遺伝子のちがいで、翌朝アルコールがぬけていて運転をしても問題ない人と、アルコールが残っていて運転ができない人がでてきます。

他にも分かっていることがたくさんあります。

・女性より男性の方がアルコールの分解能力が高い
・未成年や高齢者よりも中年の方が分解が早い
・体が小さい人より大きい人の方が分解が早い
・食後の方が空腹時よりも分解が早い
・顔が赤くなる人よりならない人の方が分解が早い
・寝ている時の方が起きている時より分解が早い

アルコールの分解が遅いと予想される人や自分が酔いやすい・二日酔いになりやすいと感じている人は、たくさん飲んだ日の翌日は運転はせずに公共の交通機関を使うことをおすすめします。

自分の遺伝子タイプが知りたい時は自宅で簡単にパッチテストで知ることができるので、時間がある時に試してみて下さいね。

二日酔いの時やアルコールがぬける途中では運転はしない!

まだアルコールがぬけきっていないと自分で感じることはありますよね!

二日酔いになってしまっているなら頭痛・吐き気・倦怠感・発熱などの症状が出ているはずです。

そんな時は1日車の運転は休んだ方が安心です。二日酔いでアルコールも残ったまま運転をしてしまうと大きな事故にもなりかねません。

スッキリ目が覚めて二日酔いもなくても、お酒を飲んだ後は基本的に最低でも6~8時間はたっていて欲しいところです。

お酒を飲む機会が多い人は、自分専用に市販のアルコールチェッカーを持っておくと便利ですよ。

運転をしても大丈夫かどうかは市販のアルコールチェッカーでも簡単にすぐに分かるんです。最近では1,000円前後の安い機種も販売されていますよ!

amazonや楽天で簡単に購入できて、アプリと機械が連携している商品もあるので気になったらのぞいてみて下さいね。

運転すると決まっている人は最初から飲む量を調整して翌日しっかりアルコールがぬける飲み方をするといいですね!




初代ヘベレケア姉さん
黒咲サリーさん

ガンガン。ムカムカ。ぐったりと・・・辛い二日酔い!飲んだ翌朝にはヘベレケアがありんす。




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