年齢を重ねると二日酔いはひどくなる？実はNGな対処法

二日酔いを経験したことがある方なら、あの症状の辛さはご存知のことでしょう。楽しくお酒を飲んだ結果とはいえ、ガンガン痛む頭やひたすら襲ってくる吐き気、腹痛やムカムカする不快感は耐え難いものです。

二日酔いが原因で、仕事を休んだことがあるという方もいるかもしれません。また年齢を重ねることで、さらに二日酔いがひどくなったと感じている方も多いです。

このような二日酔いに対処する方法はあるのでしょうか？ここでは年齢を重ねるとともに二日酔いがひどくなる理由、間違った二日酔いの対処法についてご紹介していきます。

二日酔いの対処方法を考える～年齢を重ねると二日酔いがひどくなる理由

年を重ねるにつれ、「お酒を飲む量が減った」「二日酔いがひどくなった」と感じている方は少なくありません。

特に二日酔いに関しては頭痛や吐き気、腹痛、喉の渇きなどの症状がひどくなったと感じることもあるでしょう。以前と同じくらいの量しか飲んでいないのにどうして？と感じることもあると思います。

なぜ人は年齢を重ねると二日酔いがひどくなるのか、ここで考えていきましょう。

まずは、お酒を分解する肝臓を原因として挙げることができます。お酒を飲んだとき、そのお酒は肝臓にある酵素によって分解される仕組みです。しかし年齢を重ねることで、その酵素の数が少なくなるといわれています。

分解する酵素が減っているわけですので、もちろん分解できるアルコール量も減ることになるでしょう。その結果として、二日酔いになってしまうというわけです。

次に考えられる点として、薬の影響が挙げられます。年齢を重ねることで、薬を飲む機会も増えることでしょう。

その服用している薬が、アルコール分解の邪魔をする場合もあるのです。うまく分解できなかったアルコールが体内に残ってしまい、二日酔いになります。

二日酔いの気分の悪さを何とかしたくて、聞いたことがある対処法をあれもこれも試してみたという経験はありませんか？

二日酔いに効果があるとされるおすすめの対処法は、いくつかあります。しかし、中には全く効果がないとされている対処法もあるのです。

ここでは間違った二日酔いの対処法について見ていきましょう。

まずは、飲んだ後に水をガブ飲みするという対処法です。確かにアルコールを飲むことで、体内の水分バランスが崩れてしまうことはあります。しかし、その分の水分を摂ればいいというわけではありません。飲んだ後に水をガブ飲みするよりは、お酒を飲んでいるときに少量ずつ補給するのがおすすめです。

多く水分をとることでお酒を飲む量が減り、水分と中和させることで二日酔いの症状を軽くする働きもあるのです。

吐けば治るという対処法を聞いたことがある方もいるでしょう。しかし吐き気をもよおすという時点で、すでに体がアルコールの毒性に反応しているということになります。

あまりにも吐き気が続くようであれば、病院へ行くなりの処置が必要です。

二日酔いがひどいときは、寝るという方もいることでしょう。症状がひどいときは、横になるしかありません。しかし起きられるようであれば、少しの運動をして体を動かしたほうが効果的といわれています。

二日酔いは年齢を重ねるにつれてひどくなること、効果があると思っていた対処法の中には間違った対処法があるということがわかりました。しかし年齢を重ねたからといって飲み会が減るわけではありませんし、年齢を重ねても楽しい時間は持ちたいものです。

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