二日酔い対策で腹痛や頭痛をなくす！二日酔いに効果があるツボ

宴会では楽しい雰囲気になるため、普段の何倍ものアルコールを飲んでしまう方もいるのではないでしょうか。飲んでいる間は楽しくても次の日には二日酔いになり、吐き気や腹痛、頭痛などで目が覚めることもあるでしょう。

飲みすぎたことを後悔するという方は少なくありません。飲みすぎないことが一番ですが、二日酔いは飲む前と飲んだ後の対策によって症状を軽減することができます。また東洋医学における「ツボ」を刺激することも、二日酔いの対策として試してみる価値があるでしょう。

ここでは飲酒前に押したいツボ、二日酔いになったときに効くツボをご紹介します。二日酔い対策として簡単にできることなので、ぜひお試しください。

アルコールは気持ちを高揚させてくれて、コミュニケーションをスムーズにしてくれるものです。

しかし上手に付き合わないと「頭痛」や「腹痛」「吐き気」など、二日酔いの症状を起こすことがあります。これはアルコールが入ることで、胃のはたらきが弱くなってしまうことが原因です。

アルコールで体調不良を起こさない対策としては、アルコールを飲む前に胃を保護することを考えるとよいでしょう。悪酔いや二日酔いを防ぐために事前にできる対策として、胃腸に関連するツボ押しも試してみてください。アルコールを飲む30分前～直前に行いましょう。

足の親指の根元の方、骨がでっぱっているところから降りた部分が「公孫」というツボです。このツボ押しによって、消化不良や胸やけを改善するといわれています。

また手からひじにかけてある2本の筋の真ん中、手首で最も太いシワから指3本分ほど下がったところにあるツボが「内関」です。このツボを押すことで、お酒に気持ちよく酔うことができるといわれています。

それぞれ10秒程度、3セットずつ、ツボ押しをしてみてください。ツボ押しを忘れてしまった場合、飲みはじめて10分以内に行えば効果があるといわれています。

楽しい宴会が終わった後も身体の中ではアルコールを分解する作業が続いているので、水分をしっかりとることが大切です。

この際は肝臓の解毒作用を助ける食材をとることが、二日酔いを軽減する対策になります。宴会後には、解酒作用があるといわれている柑橘系の果物やジュースをとると良いでしょう。

また二日酔いになってしまったら、それぞれの症状に関連するツボを刺激することをおすすめします。ひざ下の外側にある、骨がでっぱったところの下のくぼみが「陽陵泉」というツボです。このツボ押しによって、こわばった筋肉を軽くする効果があるといわれています。

また足の小指と薬指の付け根部分の「足臨泣」というツボを刺激しても、同様の効果が期待できるようです。

右の乳頭の下、肋骨が交わっているところにあるツボは「期門」です。このツボ押しによって、酔いの軽減が期待できるといわれています。「魚際」は親指の付け根のふくらんだ部分にあり、飲みすぎや食べすぎ、下痢に効果があるといわれているツボです。

これらのツボ押しを10秒間、3セット程度行いましょう。飲酒をした後の帰りの電車やタクシーのなか、家に着いて一息ついたときに行うことをおすすめします。

アルコールにはストレスの発散やコミュニケーションの円滑化など、様々なメリットがあります。しかしアルコールを分解するときは肝臓をはじめ身体に大きな負担がかかるので、頭痛や腹痛などの二日酔い症状が起こるのです。

アルコールを飲む前や飲んだ後にツボ押しを行うことで、二日酔い症状を軽くすることができます。翌朝つらいと感じたらヘベレケアをご活用ください。お酒を飲む機会が多い方におすすめです。